くちぶえサークル「たまぶえ」のコンサートが決まりました

コロナ禍で、演奏の機会が激減(全滅)する中で、2年ぶりのくちぶえサークル「たまぶえ」のコンサートが決まりました。

今回は、常任講師の私はステージに乗らずに、初めてサークルメンバーだけで演奏してもらいます!
全員がウクレレやパーカッションなどで全曲弾き吹きです。
自信のある方、ない方、それなりにできる範囲で楽しく演奏します。
メンバーの個性を活かしたアレンジにしました。とても楽しみ。

日時: 12月11日(土)15時〜(入場無料・要予約)
場所: 東京都多摩市 永山公民館ベルブホール(定員60名様)

・11月22日より永山公民館にて予約受付開始。

詳細は多摩市のサイトに出ています。(リンク

予定曲目は以下の通り:

・ケセラセラ/ リビングストン
・野ばら/ ヴェルナー
・明日があるさ/ 中村八大
・夢路より/ フォスター
・オー・シャンゼリゼ/ ウィルシュ
・オブラディ・オブラダ/ レノン&マッカートニ
・上を向いて歩こう/ 中村八大

(サークルの前身グループのコンサートの様子)↓

口笛の音程は難しい

声で歌う時はよくても、口笛になると音程が良くないことがあるのは不思議ですね。

曲の始めから終わりまで、きっかり半音高い生徒さんもいました。(今ではかなり良くなりましたが)

どちらかというと高い方にズレる方が圧倒的多数で、低めにズレる方はかなり少数派だと思います。
自分でも、音響などの環境や、体調などのちょっとした加減で、音程がうまくとれないこともあります。

曲や調によっても難しいものもありますね。
どうしても微妙に合わないので、キーを半音変えたらしっくりきた、ということもよくあります。

声の場合は、耳からの音と骨伝導からのミックスになるのでまだ音程が取りやすく、口笛は骨伝導がほぼないようなので取り辛い、といったことが関係している気がします。(どなたか実験して頂けると・・・)

音楽家など、耳が良く訓練されている方でも、口笛の音程はアレレ・・・ということはよくあって、自分の演奏中にはなかなか分かりづらいのでしょう。録音を聴いて「あぁ」ということはあります。

自分の演奏中に音程をちょっとチェックするために「WhistleTuner」アプリを作った(手前みそながらかなり有用)のですが、新しいiOS機器(というよりAppleの基準か?)に対応していないため、今現在はストアに出ていません。申し訳ありません。

他のものと違って、プログラミングはまとまった時間が必要なので、ずっと手が付いていませんが、もう少しでなんとかなりそうです。早く出せるように頑張ります。

初めてのクラシック音楽3「J.S.バッハ/カンタータ『目覚めよと呼ぶ声あり』」

超有名な147番は何回か歌ったことはありますが、残念ながらこの140番はなかったです。

モーツァルトが天上の音楽だとすると、バッハは一貫して下界から天に捧げる音楽でしょうか。
オラトリオはバッハの真骨頂。その崇高さ、精神性の高さにクラクラします。

映像はハイライトのところにリンクしていますが、もし時間があればぜひ最初から見てみてください。(楽譜はこちら

初めてのクラシック音楽2「モーツァルト/エクスルターテ・ユビラーテ」

お薦めクラシックの二つ目はモーツァルトのエクスルターテ・ユビラーテ。

ジャズの師匠、故 秋本薫さんが「モーツァルトは宇宙人だ」と仰っていましたが、まさにそんな感じですね。
この曲をわずか17才で書くとは、天才と言うよりは人間には不可能。神業です。

この曲もカストラートを念頭に書かれたようで相当な難易度ですが、エマ・カクビーはそれを感じさせないくらい柔らかく歌っています。

初めてのクラシック音楽1「ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲」

20年ほど前に「初めてのクラシック音楽3選」という趣旨でプレゼンをしました。

全くの主観でお薦めの曲を紹介したのでしたが、最近ひょんなことからそれを思い出して、(口笛にはほぼ関係ないですが、最近告知などが続いたので)ここにも書いてみることにします。

一つ目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
いかにもベートーヴェンらしい、エネルギーが湧き上がってくる感じ。
もっと新しいものでもいい演奏は色々あると思いますが、あえて個人的趣味から「メニューイン/フルトヴェングラー」を張っておきます。

「永山公民館サロンライトスペシャルコンサート」無事終了しました

9月11日(土)「永山公民館サロンライトスペシャルコンサート」、無事終了しました。
万全の体制で開催してくださいました、主催者の永山公民館の方々に感謝です。

京王・小田急永山駅より徒歩すぐのモダンな建物↓

全曲ソロ(ワンマン)弾き吹きでした。

ウクレレでも2曲ばかり演奏しました↓

アコースティックには程よいサイズのホール。
コロナ対策で定員は減らしましたが、ありがたいことにほぼ満席のお客様にお出で頂きました。
今回「いつも何度でも」も演奏しましたが、同じホールで作者の木村弓さんも演奏されたことがあると聞きびっくり。

アンケートを拝見しました。一部抜粋ですが:
・コロナ禍で引き籠もっている毎日ですが、久しぶりにとても楽しかった。
・心が浄化される音。とても心に染み入る音色。心が洗われる時間でした。
・口笛演奏を生で聴いて色んな旅をした気分です。
・口笛を芸術の高みに極められ、素晴らしい音色。
・・・・・

皆さんからとてもありがたい評価を頂けたのでホッとしています。
じつは、すこし前に、特にきっかけの心当たりのない腰痛に見舞われ、本番前日に痛み止めの注射を打ってもらって臨みましたが、本番中は痛みも出ず、無事演奏できました。

このような機会を頂き感謝します。
一日も早く気兼ねなくコンサートを開催したり、聴きに行ける時が来るといいですね。

「第28回府中市生涯学習フェスティバル 2021」開催中です!

先日お伝えした「第28回府中市生涯学習フェスティバル 2021」、本日より開催中です!(9月30日まで)

ご視聴はこちら(リンク)から。

出演:口笛を楽しむサークル(府中市)・りょうすけ(ギター・ウクレレ)

9月11日(土)「永山公民館コンサート」もうすぐ定員です

先日お伝えした、9月11日(土)「永山公民館サロンライトスペシャルコンサート」はお陰様でもうすぐ定員になりそうです。

ご予約はどうぞお早めに永山公民館(リンク)まで。

Celebrating The World Whistling Day on Sep 3rd 2021

#WorldWhistlingDay #世界口笛デー

From Whistling Festa Puckerama! 2019:

Whistling Festa Puckerama! Started in Tulsa USA by former Royal whistler Cirque du Soleil-Corteo Robert Stemmons.
Over 100 whistlers gather in Tokyo from all over Japan, on May 12th 2019. Enjoy the finale song “Rasa Sayang”!

くちぶえフェスタ「パカラマ!」2019より:

100名を超えるくちぶえ吹きの共演。
フィナーレ全員演奏より「Rasa Sayang(愛しい心)」

*「パカラマ」は1998年にシルクドソレイユ・コルテオの元ロイヤルウィスラー ロバート・ステモンズ氏がアメリカ・タルサで始めた口笛フェスティバル。

教室・サークルをしばらくお休みします

大変残念ですが、デルタ株の蔓延と医療逼迫の現状を踏まえ、当面の間、私が講師をしている口笛教室・サークルをお休みすることになりました。

ワクチン接種、マスク、消毒、間隔、換気など、できるだけの感染対策はしているつもりですが、それでも感染力が高いと言われるデルタ株にどれだけ有効か、不安は残ります。
それにも増して、いま万が一にも感染が発生してしまった場合に、医療逼迫の現状では、入院もままならないのでは、ということがあります。

参加者の方々と相談の上、少なくとも10月いっぱいまでお休みし、以降は先の状況で判断することにしました。
また、10月末の合宿についても、今年も残念ながら開催を見送らせて頂きます。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

なお、オンラインレッスンについては、現状通り行います。

ギターのナット交換

ギターの調整の話しです。

先日、お世話になっているギターショップに行って、ナット(指板の一番上の白い部品)を作り直してもらいました。

ちょっと珍しい、GigPackerのナイロン弦仕様のギターで、比較的小さく軽くて、その割に音もいいので、演奏の予定のない旅行の時に持って行ったりします。
練習のつもりが、居合わせた人の前で即興ライブになることもしばしば。

この楽器は、スチール弦のものと共通仕様らしくネックが細くて、いつものガットから持ち替えるとちょっと弾きにくかったので、ナット交換で弦幅だけでも少し広くならないか相談してみました。

ナット部の1〜6弦までの幅(弦太さ含む)が、いつものガットが42.45mmに対して、GigPackerが36.2mm。6mm以上狭い感じ。
割り箸を削って2mm広げた仮ナットを自作し試奏した結果、だいぶ弾きやすくなったが、1弦側が気を付けて弾かないと時々落ちてしまう。
そこで相談の結果1.5mm広げたナットを作ってもらいました。

セットすると、今度は6弦側がたまに落ちる感じだったので、いろいろ試して、ナットを0.3mmだけ1弦側にオフセットしたらちょうどいい感じになりました。
質のよい牛骨で、音も良くなった気がします。

「永山公民館サロンライトスペシャルコンサート」告知出ました

  • 9月11日(土)「永山公民館サロンライトスペシャルコンサート」(多摩市)
    出演:りょうすけ(くちぶえとギター・ウクレレ)
    場所:多摩市永山公民館ベルプホール
    時間:開場10:30、開演10:45〜11:30
    ・入場無料、定員60人(市内在住者優先の申し込み先着順。 未就学児不可)
    ・観覧ご希望の方は事前にお申し込みが必要です。
    ・お申込: 8月23日(月)9時から、お電話で永山公民館まで(リンク

    ・久しぶりのホールでのソロコンサートです。
    ・定員を198名から60名に減らし、出来るだけの対策を考えて頂いています。(私もワクチン2回接種済)
    ・定員が少ないので、お申し込みはどうぞお早めに永山公民館まで。
    ・45分の演奏なので、最近あまりやっていない曲も少し入れるつもり。
    ・ガットギターメインで数曲ウクレレも使って、全曲弾き吹きの予定。
    ・多摩広報にも載りました。(リンク

頭の中の音楽

若い頃はほとんどいつも音楽を聴いていました。

移動時間の間に、時間節約のために、ヘッドフォンにポータブルのカセットデッキを無理矢理2台つなげて、片耳に勉強中の音楽、片耳にラジオ英会話の録音を入れて聴いていたりしていました。
(注:実際にはあまり節約になってなかった気がするのでおすすめしません^^集中して別々に聞いた方が頭に入るかも)

最近では、何か音楽が鳴っていると、そっちに神経が行ってしまって、手元がおろそかになるので、何かやる時は音楽を止めることが多いです。
テレビドラマはほとんど見ませんが、ドラマの中のうるさめの音楽も苦手です。ストーリーが頭に入ってこなくなります。

音楽をやる人は結構皆そうみたいですが、自分も静かなところでは頭の中でなんかの音楽が鳴っていることが多いです。幸い、今の家はとても静かなので、とてもよく聴こえます。

ちょっと前まではカントリーでしたが、ここのところは、なぜかモーツァルトのピアノソナタです。
イングリッド・へブラーの演奏はずいぶん昔に一度だけ生で聴いたことがあります。モーツァルト弾きでは一番好みですね。特に年がいってからの演奏がいいです。

口笛サークルが「第28回府中市生涯学習フェスティバル 2021」に参加します

  • 9月7日(火)より「第28回府中市生涯学習フェスティバル 2021」(オンライン)
    出演:口笛を楽しむサークル(府中市)・りょうすけ(ギター・ウクレレ)

    ・昨年はコロナのため中止になってしまったイベントですが、今年はオンラインでの開催になります。
    ・あらかじめ収録した動画を、他の参加者と合わせて掲載して頂きます。
    ・掲載は9月7日9時〜9月30日18時

    ・URLなど、詳細は後日お知らせします。

「かなりや」の3拍子

生徒さんのリクエストで、大正時代の曲、成田為三さんの「かなりや」を取り上げています。

ちょっと不思議な曲ですね。
前半は2拍子で、後半は3拍子になっています。

元々日本の昔の音楽は、西洋音楽のような「リズム」を基礎としていないので、楽譜にすると曲の途中で違う拍子が入ったりするのですが、この曲はどうもそれとも違うよう。

前半のメロディーが「3拍子の曲を4拍子にアレンジした」曲と同じような感じがして、試しに3拍子でやってみると、それもまたしっくりきました。
ひょっとしたら、元々3拍子だったのを前半だけ2拍子にしたのかな?

秋の合宿、そして来年の口笛世界大会(WWC)は

昨年はコロナ禍のため中止した「口笛教室合同合宿」ですが、今年はどうでしょうか。

一応、10月の最後、30日(土)〜31日(日)に前回と同じ施設を確保はしています。
当初の見込みでは8月には申込受付を始めるつもりでしたが、現状、感染者数が増え続け、ワクチンもまだ行き渡っていない状況なので、まだいましばらく様子を見ています。

ともかく、9月には申込受付を始めて、9月末くらいまでに最終判断をする感じになりそうです。
いずれにしても、参加者皆がワクチンかPCR検査を終えて、安心して参加できるようでないと難しいかもしれません。

今回の講師は「分山貴美子、柴田晶子、りょうすけ」の3名で、開催できればとても面白いものになりそうです。
参加は原則各講師の門下生、または講師の了承を得た方の予定。

詳細は申込受付開始と合わせて、各先生から伝えて頂きます。

そして来年の口笛世界大会(WWC)ですが、いままでホールの抽選に外れ続けています。しかし、日本国内のみならず、国外の状況を考えると、2022年前半ごろでは、不安もきれいさっぱり、とは考えにくく、そのあたりでの開催はもとより難しいかもしれません。現時点では来年10〜11月ごろを検討しています。

「オンライン口笛教室」をリニューアルします

2021年8月より:

  • 一回の受講時間を30分から40分に増やします。(オーバーする場合が多いため。料金はそのまま)
  • 3ヶ月枠を廃止します。単発や不定期受講も出来ます。(お気軽にご相談ください)
  • 原則は弾き吹きですが、ご希望により発音初歩や音源伴奏も対応いたします。

Can The Circle Be Unbroken〜永遠の絆〜

「Can The Circle Be Unbroken〜永遠の絆〜」ちょっとしんみりくる歌詞ですね。カントリーの名曲。

弾き吹きレッスンによさそう、と思って楽譜を書いてみました。
基本2拍子で、コードは3つなのでやさしいです。
ただしかし、途中でちょこちょこ3拍子が混ざるので、初心者にはちょっと難しいかも。

以下は「3拍子」なしバージョンです。これなら合奏とかでも演奏はし易いと思います。
耳に残る感じはちょっと薄れるかもしれませんが。
それにしても、すごいメンバー。

チェチーリア・バルトリのインタビュー

イタリアのオペラ歌手、チェチーリア・バルトリのインタビューを見つけたのでご紹介します。
英語ですが、自動翻訳の日本語の字幕設定も出来ます。基礎や表現のことなど、いろいろ興味深いことを語っています。

“All Of Me” そして “Ombra mai fu”

“All Of Me” そして “Ombra mai fu”。
サークルで少し始めたばかり、または、これからやろうと思っている2曲です。

All Of Meは定番中の定番。オブリやアドリブの練習台としてもいいです。
いろんなひとが演奏していますが、サンプルをひとつだけあげるとしたらやはりサッチモでしょうか。

映像では「in Bb」ですが、サークル用に「in C」の楽譜を作りました。
楽譜は4拍子ですが、本質的には2拍子で捉えてもいいかもしれません。

Ombra mai fuはご存じヘンデルの名曲。楽譜では「in D」でアレンジしました。
弾き吹きのウクレレ/ギターは、ちょっと多めのコードさえ憶えてしまえばそれほど難しくはないです。テンポもゆっくりだし。
ただし、口笛の方は簡単そうに見えて実はかなり大変かもしれません。ロングトーンの基礎と正確な音程が必要。

表現は、特に弾き吹きであわせた時が難しいです。口笛が表現を主導しつつ、伴奏がそれにぴったり寄り添うように出来れば。
逆にならないように注意です。インテンポの伴奏に口笛がついていくようになってしまうと、変な感じです。

カストラートのための曲らしいですが、チェチーリア・バルトリがそれっぽい雰囲気で、ちょっとビックリするほど素晴らしい歌唱をしています。