四季・冬より / ヴィヴァルディ in F (Gtr= in G Drop-D) ★★★★

 これも少し弾き吹きごたえのある曲です。右手の動きにちょっとだけ慣れが必要かもしれません。流れるように、一定のテンポでできるように練習してみてください。

  • ウクレレ用とギター用と楽譜を分けました。
  • 最初だけTAB譜を入れてあります。以降も同じパターンです。
  • 最初だけ右手の指記号を書いてあります。以降も同じパターンです。(親指=p、人指=i、中指=m、薬指=a)
  • この曲のギターの場合は、連載で説明した「アルペジオの時の右手指と弦の割当」と異なる例外の例となります。
  • 最高音がちょっと高いので、ウクレレ用は「in F」にしてあります。「F#7」が出せる方はギター用の楽譜のコードを見て「in G」でやってみてください。
  • ギターの「/」付きのコードは「オンコード」または「スラッシュコード」といって、例えば「D/F#」(ディーオンエフシャープ)はDのコードでベース音(コードの最低音)をF#にする意味になります。ちなみに、ウクレレの場合は弦が4本しかないので、そう言われても出来ないことが多いため、通常「/」以下を無視します。この例だと普通のDのコードでOKです。
  • ギターは「Drop D」指定です(6弦をDに落とすチューニング)。従って、6弦を使うコードは6弦上の押さえるフレットが全て2フレット上がるので注意。
  • 逆三角「▽」のしるしは吸気奏法の場所です(独自表記)。その1音は吸いながら音を出します。もちろん息が持つのであれば通常奏法で構いません。
  • 波付きのトリルマーク(tr)は(出来る方は)ウォーブリングで演奏します。そうでなければまっすぐ伸ばします。振れ幅の広いビブラートで代用するのは、やや違和感があるのでオススメしません。
  • ギターで「in G」だと口笛が高過ぎる方向けに、「in E」の楽譜を載せておきましたのでご参照ください。逆に低音が少しキツいですが。なお、ギターはCapo 2の状態で「in D」ですが、口笛は譜面では実音の「in E」になっているのでご注意ください。
  • 「in E」の楽譜は「Capo 2」でパーシャルカポ(6弦のみカポしない)してDrop Dの代わりにしています。専用のパーシャルカポでなくても、ちょっとずらして付ければ、普通のカポでも(ものによっては)出来ます。

(ウクレレ用・クリックで拡大)

(ギター用「in G」・クリックで拡大)

(ギター用「in E」・クリックで拡大)