「第3のエアポケット」そして「エアフローウォーブリング」へ

口笛の発音について、仮説の続きです。

2つのエアポケット」が口笛の音を作る(仮説)」で書いたように、2つのエアポケット、つまり下前歯の奥(図の赤丸)と、下前歯の外側(青丸)を使って、低音と高音を出しているのではないか、と考えました。

  • では「上前歯の外側(黒丸)」はどうでしょうか。ここにも小さいですがエアポケットがあり、より高音の主役になっている可能性があると思っています。

そしてウォーブリングの話です。

以前「のどウォーブリングの謎(その2)で、『「のどウォーブリング」を改称して「エアロウォーブリング」はどうか』と書きましたが、どうもクルマや飛行機みたい、との意見があったので、「エアフローウォーブリング」はどうでしょう!

  • 「エアフローウォーブリング」では、これらのエアポケットを「瞬時に意図的に」切り替えていると考えます。

キレのある切り替えを可能にしているのは、エアフロー=気流を導いている「舌の少し奥側の形と動き」、そして口先にコツがあります。