口笛内視鏡

ひょんなことから、貴重なものを見せてもらいました。
口笛を吹いているときの「のど」の様子です。

やはり「喉頭蓋」(食道と気道を分けている弁のようなもの)は全く動いていませんでした。

そのかわり、V字型の声帯やそのまわりが絶え間なく動いています。
よく見ると音程を変えるときにそのタイミングで開閉しているように見えます。

以前から「のどタンギング」は声帯でやっている、と思っていたのですが、どうやらそんな感じです。声帯が舌のように動いています。
ウォーブリング(この場合はおそらくのどウォーブリング)もしていましたが、それ自体では特に動きの変化はなさそうです。しかし、ヴィブラートは声帯が同期して震えているように見えます。

ここでは映っていませんでしたが、のどウォーブリングの様子も見られたら面白いですね。
口先の方でやる場合や、少し奥の方でやる場合なんかの違いも目視できるかもしれません。
微妙な動きなのでどこまで見られるかわかりませんが。