シルク・ドゥ・ソレイユ コルテオ

シルク・ドゥ・ソレイユ コルテオを観てきました。(リンクはこちら

噂通りのすごい舞台でした。
「ハラハラドキドキ」というのももちろんありますが、それよりなにか「別世界のもの」 のような感じ。
ふと見上げれば、鏡で映したかのように何やら上下逆さまの状態で綱渡りしていたり・・・などなど。

それと、生身の身体を使っての表現は偽りのない説得力があります。
あれはやはりライブで観ないと、テレビでは十分つたわらないような気がします。

パフォーマンスはもちろんのこと、バックで演奏されている音楽の質がとても高い。
生ギター一本とヴォーカルのようなシンプルで聴かせるものから、ヴァイオリンや管楽器、太鼓など様々。

そのクライマックスで口笛演奏が始まります。

IWC2008のプログラムの裏にあった広告を覚えてる方はいますでしょうか?
あれが「ロイヤル・ウィスラー」のロバートです。 とっても重要な役どころになっていますね。

彼の口笛演奏が一番印象に残った、とコメントした方もいたらしいです。「生身での表現」という観点から「くちぶえ」が欠かせないものになったのかもしれません。

彼はステージ上では堂々とした貫禄十分の立ち振る舞いですが、実はいつもニコニコとした親しみやすい人。

めずらしいことに「舌ウォーブリング」と「のどウォーブリング」の両方を駆使しています。
ほかにもクリス・ウルマンのような舌笛や、デュアルトーンなど多彩な技を持っており、とても研究熱心。

彼のデュアルトーンは「のどウォーブリング」の応用のような感じ。
やってみたら少し出来た。(ような気がする。。。)