レポート(2)1日目:スクール
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ホテルは2階建てで廊下の両端に階段があるがエレベーターはない。
湯沸かし、冷蔵庫、テレビ、アイロンとアイロン台、電話はあり。有線のインターネット接続とスリッパはない。
無線LANはあるが、アクセスポイントが少ないのか、部屋によってはつながりにくい感じ。ロビーはまあ大丈夫。
やや時差ぼけで、寝たような寝てないような。
朝食の簡易バイキングに降りていくとウィスリング・トムと2年ぶりの再会。そのあとまた少し昼寝したりしてゆっくり過ごす。
夕方、エヴェレット君一家を誘って、トムと彼お勧めのステーキハウスに夕食に行く。ボリュームはもちろん、味も悪くない。
そのまま皆で口笛スクールへ。
まず、主催者代表であり、IWC創始者のアレンと再会。彼は日本の震災災害を本当に心配していた。ぼくの方も今回の開催にあたって、彼が主に財政面でいろいろ苦労していたのを知っていたので、無事開催してくれたことも含めてお礼を言った。
いつもはMCを務め、IWCの顔とも言えるミッチがスクール講師も務めるのだが、今回はめずらしく不参加のため、かなり残念。
そのため、2009年にアドバンスクラスを担当したミミが講師を担当。
今回はビギナーとアドバンスにクラス分けをせずに一本化されていた。まあ、分けたのはぼくの知る限り2009年だけなので、そっちが特殊だったのかもしれない。
5ヶ国から17名が参加。
内容は2009年のアドバンスクラスの内容に近いように感じた。
ミッチのとは違い、受講者もいっしょに吹く場面はほとんどなく、もっぱら講義形式で淡々と進む。17ページに及ぶ、ミミお手製(?)のプリントを元に、以下の項目ごとに詳細に解説。
- スタイルの分類:ノーマル、吸気奏法、手笛、指笛など
- マイクの使い方
- テクニック:音程、音域の広げ方、音楽性、適用力、装飾、マウスコンディション、音質、曲の選択、演出
- コンテスト対策
さらに、赤い表紙の「THE WHISTLING BOOK」(Clifford W. Pratt) という教本をくれた。
くちぶえの音の出し方や、基礎練習の仕方などが詳しく載っている。手笛や指笛の出し方にも触れてあり、何種類もの鳥のイラストと、鳴き声の解説もある。
このスクールは、以前は日中に行われていたが、ここ数年は夕方から始まり、夜10時半頃までかかる。たぶん、遅く到着する人にあわせているのだろうが、なかなかシビれる。。。
明日は朝9時からポピュラーカテゴリの予選。順番を見るとぼくの名前は後ろの方なので、出番は昼前ぐらいだと思うが、さっさと寝る。