歌の場合は音域や声の質が違うので、カウンターテナーとかでもなければ歌っているのが男性か女性かはすぐわかります。
くちぶえは性別による音色の差もなく、音域にもほとんど差がない(厳密に言うと口の作りがちょっと小さいのか、女性の方が少しだけ高音寄りのような気がする)ので、
音だけ聞いても性別の判断は「ほぼ」できない感じです。
でも、曲になるとやっぱりちがうんです。
ビジュアルがあるとなかなかわかりにくいですが、数年前にコンテストでのいろいろな方の演奏の音だけを延々と聴く機会があって、たくさん聴いていると何となく傾向がわかってきました。(あくまでも傾向。例外はあります)
女性のくちぶえは「素直で一生懸命」な感じ。
男性のくちぶえは「すごいだろう的アピールいっぱい」な感じ。
これはいい悪いではなくて、なにか生物学的なキャラクターの違いからきているような気がして面白いです。音楽って、なにか内面がはっきり出てしまってプレーヤーとしては怖いですね。
2 個のコメント
>女性のくちぶえは「素直で一生懸命」な感じ。
>男性のくちぶえは「すごいだろう的アピールいっぱい」な感じ。
>生物学的なキャラクターの違い
なるほど!
こういう切り口は初めてで、とても面白いです。
同性の肩を持つわけではありませんが
私も以前から、真摯に音として音楽として吹いているのは女性に多いような
そんな気がしていました。
そして男性は女性と同じタイプとアピールタイプと両方いらっしゃるような
そんな気が・・・。
maruchanお久しぶりです。
コメントありがとうございます。システムトラブルで表示が遅れてごめんなさい。
>そして男性は女性と同じタイプとアピールタイプと両方いらっしゃるような
そうかもしれませんね。聴いたのがコンテストだったので、アピールが多かったのかもしれません。
ところで、ピアノは女性のピアニストより意外に男性の方が繊細に感じることが多くないですか?女性は心臓の強そうな人が多い感じが・・・もちろん例外はありますが。僕の好きな「イングリット・ヘブラー」とか・・・