WWC2018終わりました

主に運営側として携わっているWWC。今回も色々なことが起こりましたが、スタッフ・審査員の方々のおかげで、大事に至らず、無事終わることができました。
日本での開催は4回目ですが、回を追うごとに出場者全体のレベルも上がり、盛況になって嬉しい限りです。ひとえに出場者の方々と聴きに来てくださった方々のおかげです。運営側はより良い器を作るのに尽力しますが、中身を作ってくださるのは出場者の方々だと思っています。
どうもありがとうございました。

IWCでは、かつての審査員バリー・レクター氏が「IWCはコンテストだが、自分にとっては沢山の口笛演奏が聴けるコンサートでもある」とおっしゃっていましたが、今回のMCミッチ・ハイダー氏も全く同じことをおっしゃっていました。
コンテストのやり方は様々ですが、IWC/WWCが課題曲制を取っていない理由はまさにそこにあります。

同じくミッチ・ハイダー氏の言葉ですが『イベント名が「コンテスト」ではなく「コンベンション」なのは、単なる「コンテスト」ではなく、もっと大きい意味があるから』というのも、その辺にも理由があると思います。

以下は、審査集計担当の原口幸雄さんが後日描いてくださったものです。許可を得て掲載します。

審査室の様子ですが、各審査員の特徴がよくわかりますね。
時には意見が分かれることもありますが、もうかれこれ10年以上のお付き合いの方ばかりなので、お互いの感性を尊重する信頼関係があり、何より、出場者の方々の努力の結果を、丁寧に、公正、公平に評価したいという思いを共有しています。

原口さんは鏡の前に座っていたので、この絵は鏡絵になっています。
なお、左のボードは、審査結果の順位と得点がリアルタイムでチャート掲示されています。
各審査員はそれを見て「自分の思い」と合っているか随時確認できるようになっています。