コロナ禍の現状では、間隔保持や換気などの対策が十分出来ない場所では、口笛教室を控えています。
また、対策が可能な場所であっても、自分のクラスでは練習中のマスク着用をお願いしています。
ところが、口笛練習時に普通にマスクを使うと、息が苦しくなったり、音がかすれたりしがちです。
そのあたりをなんとかできないかといろいろやってみて、少し見えてきたのでご紹介します。
以前紹介した以下の「口笛練習用のマスクフレーム(自作)」ですが、性能は悪くないものの、作成が少し大変で、持ち運び中に形が崩れやすい欠点がありました。
以下は、最近生徒さんから教えて頂いた、市販の「マスクブラケット」です。なかなかいいです。インターネットなどで入手できます。
通販サイトの装着例では逆三角形の向きで付けていますが、口笛用には上のように三角形の向きのほうがよいようです。
左は加工前、右はセンターのフレームを一部カットしています。こうすると口笛の擦過音を軽減できます。
もうちょっとだけ高さ(奥行き)があると、擦過音がより減るのですが、現状でも悪くはないです。針金など使って自分でも少し成形できるかもしれません。
そして以下は昨年終わりに発売された、布製の「抗ウイルスマスク」です。
不織布のマスクの方が抗ウイルス性能は高いそうですが、口笛の擦過音は布マスクの方がだいぶましです。
この製品は布マスクでも抗ウイルスとのことで使ってみましたが、なかなか良さそうです。上記のマスクブラケットとの組み合わせも大丈夫です。
ただ、なかなか売っているところがないのが難点です。ファミマで置いているところもあるとのことで、何軒か見ましたがありませんでした。やむをえず直販サイトなどインターネットで入手しています。
よかったらお試しください。