2013.3.18 updated
iOS用アプリ「くちぶえチューナー”WhistleTuner”」
(English)
ここ数年、くちぶえ音楽が段々メジャーになってきて、人前で演奏される機会が増えてきています。
くちぶえはギターなどと違って、最初に音程を合わせればOKという訳に行かず、普通のチューナーではまず役に立ちません。
“WhistleTuner”はくちぶえ用として設計・調整された常時検知型クロマチック「くちぶえチューナー」です。
普通に曲を演奏すれば、過去数秒間に吹いた各音のずれが、ピアノ鍵盤を模したインジケータ上に表示されます。感覚に頼っていた音程のずれを客観的に知ることができ、精度の高い演奏を強力にサポートします。
線一つが0.5cent。(半音幅 = 100cent)
プラスマイナス10centのずれは白線。あとは20cent毎に色が変わります。
下部中央はマイク音量インジケーターです。
【対応音域】A4 ~ F8 (中央ド=C4) 同時計測可能
【ピッチ】 438Hz ~ 445Hz(1Hz刻みに設定可能)
【表示精度】0.5cent
【対応機種】iPhone4, iPhone4S, iPhone5, iPadシリーズ
【iOS】 5.0以降
新バージョン(1.2.1)の変更点:
– 検出している高さの鍵盤をフラッシュ表示するようにしました。
– キー指定から、通常使われないD#, G#, A#, Cbm, Dbm, Gbmを指定できないようになりました。
– キー指定でCbを指定できるようになりました。
– 基準周波数設定に440,442,443のショートカットボタンを新設しました。
– そのほか、細かいバグ修正。
「くちぶえ専用チューナー”WhistleTuner”活用法」をアップしました!
iOS用「伴奏音源再生アプリ”SoloPlayer”」
(English)
iOSアプリを作りました。
これはCDやiPodなど、音源を伴奏として流して演奏するミュージシャンのためのアプリです。
普通にCDやiPodで伴奏音源を再生して演奏するといくつか困ったことがあります。
- 曲の終わりで自動的に止まってくれない → 誰かに止めてもらうか、拍手を受けている最中に後ろを向いて自分でプチッと止めることになってあまりよくない。
- 曲によって音量がまちまち → 誰かに常時調整してもらう。しかしなかなかうまくはいかない。
このアプリはそういった問題を解決するために作られました。
- 曲の終わりで自動的に停止。
- 曲ごとに音量の補正可能。
バージョン 1.1 の新機能
- デザイン刷新
- 1曲リピートモードの追加(STOPモードでないときに有効) → 練習等でお使いください。
- 逆さ位置での動作に対応
- 細かなバグ修正
デモムービー
途中から音が出るので音量にご注意!
使用しているサウンドデーターは僕のCD(リンク)のです。
http://www.youtube.com/watch?v=TvEmTmZcj14
iOS用アプリ「口笛練習ツール”WhistleTutor”」
(English)
くちぶえを音楽として楽しみたい方へ!
ロングトーンやクレッシェンド・デクレッシェンドなどの練習用として作りました。
音の持続秒数と音程、音量のふらつきがグラフ表示されます。
口笛の音域(A4 ~ F8)にのみ反応します。
口笛用に調整してありますが、音域等が合致すれば楽器でも使用できる場合があります。
【画面構成】
・音の高さは上段に、音量は下段に表示されます。
・音の高さは最初に出した音が高さの基準になり、高い音が上の方に、低い音が下の方に表示されます。
・音量は大きい音が上、小さい音が下に表示されます。
・音の持続秒数が中央に表示されます。1秒以上無音状態が続くとリセットされます。
・7秒おきに目印として縦線が入ります。
・画面左の”MIC GAIN LOW”スイッチはマイク感度設定です。周りの音に反応してしまう場合にONにします。
【ロングトーンの練習方法(例)】
・深く息を吸って、中くらいの音量で出来るだけ長い時間吹きます。通常、ビブラートはかけません。
・音域は最初は出しやすい音程で構いません。慣れてきたら高い音や低い音なども練習します。
・最初は7秒を目標にし、慣れてきたら14秒、21秒を目標にします。
・iOSデバイスのマイクに向かって、但し、直接息が掛からないように少し外して吹きます。
・出来るだけ一定の音の高さで、かつ一定の音量を保つようにします。グラフがなるべく横一直線になるようにします。
・音のかすれ、途切れ、震えがないようにします。
【クレッシェンド・デクレッシェンドの練習方法(例)】
・深く息を吸って、ピアニッシモから吹き始め、なめらかにクレッシェンドします。
・フォルテになったらそのままなめらかにデクレッシェンドします。
・音量の差がなるべく大きくなるように、また音程が変わらないようにします。
・下側の音量のグラフがなめらかに上下するようにします。
・上側の音程のグラフがなるべく横一直線になるようにします。
・慣れてきたら、一息で何回かクレッシェンド〜デクレッシェンドを繰り返します。