How To

  1. 音の出し方(はじめの一歩)

  2. 音が出ない・音が小さい時は

  3. 低い音を出したい(音域拡張)

  4. 高い音を出したい(音域拡張)

  5. 上達のポイント

  6. 弾き吹きを始めるには

 


 

  1. 音の出し方(はじめの一歩)

      • 「クゥー」と発音する。舌の奥を上あごに接するくらい盛り上がらせて、なるべく声帯を使わずにいびきのような擦過音を出す。
      • 次に、口先(くちびる)をすぼめて「ウ」の形を作る。くちびるで作る穴はなるべく丸くなるように。
      • 「ウ」の形を保ったまま、「クゥー」と発音して息を通す。
      • 「クゥー」の音を徐々に無くし、最終的に息だけにする。
      • やや低めの口笛の音がするはず。しない場合は息を弱くしたり、少し強くしてみる。
  2. 音が出ない・音が小さい時は

      • 以下の箇所を確認・調整しつつ、根気よく音の出る位置関係、力の入れ具合を探っていく。
        少しでも音(らしきもの)が出たら、よりしっかりした音になるように反復する。

      • くちびる
        • くちびるがめくれすぎたり、逆に巻き込みすぎたりしていないか。
        • くちびるで作る穴が丸くなっているか、手鏡などで確認する。横に伸びていると息漏れで音がかすれたり小さくなる。
        • 上唇が下唇より極端に前に出ていないか。または極端に後ろになっていないか。
        • くちびるで作る穴が、上下の歯の隙間に対して上過ぎ、または下過ぎないか。
        • 「イ」の発音のように口を横に引いていないか。引いていると音が出ないので、口先を少し突き出すように。
        • くちびるが乾いていたり、口紅、リップクリームなどがついていないか。
        • 上下の歯の間隔(顎の開き)が広すぎ・狭すぎないか。通常は5〜10mmくらい。
        • 上下の歯が前後・左右に極端にずれていないか。
        • 舌先は下の前歯の裏に軽く触れているか。(必ずしも触れていなくても音は出ます)
        • 舌の右端、左端は上下の歯で軽く浅く噛んで隙間を埋める。噛む場所は奥歯から犬歯あたり。
        • 息の通り道は、舌の上側かつ舌の左右の真ん中を通って来ているか。横などから漏れていないか。
        • 頬が膨らんでいないか。(膨らんでいても音が出ていればOK)
        • 上の前歯の裏に小さい丸い空間があるか。
        • 息の強さは適正か。低い音は弱めに、高い音は強めにすると出やすい。
  3. 低い音を出したい(音域拡張)

      • ほとんどの歌曲は2オクターブだせれば演奏できます。
        最初は2オクターブの音域を目標にします。それ以上でも練習の仕方はほぼ同じです。
        低い音は口内の大きさ(頭蓋骨の大きさ)で限界が決まるようですが、以下の方法でかなり出るようになります。

      • 顎を開け気味にする。上下の前歯の間隔は10mm以上に。
      • くちびるで作る穴を大きめにして、口先をできるだけ顔から前に突き出す。
      • うずらの卵くらいのものを口の中に入れたイメージをして、口内の空間を大きくとる。
      • 息は上の前歯の裏にぶつけるように。
      • フクロウをイメージして「ホー・ホー」と発音する。
  4. 高い音を出したい(音域拡張)

      • 高い音は練習次第でかなり出るようになります。
        最初は高いド(C7)、慣れてきたら高いミ(E7)まで出るように練習します。
        高いミ(E7)くらいまでは中くらいの高さの音と同じ要領で出せるはずです。
        それ以上は舌先の位置や息の通し方、くちびるの形など試行錯誤がいるかもしれません。
        いずれにしても、舌、くちびる、のどなどに過度に力が入っていないようにします。

      • 音階(スケール)練習はしてもしなくてもいいです。(音程感を養う練習の時には別途スケール練習も必要です)
      • それより、出せる上限の高さの音より少しだけ上の音を含むような曲中で練習するのがオススメ。単音で出ても、メロディーの中で出なかったり音色が良くなかったりすると実際には使えないので。
      • 上限音からその半音上になだらかに上がるフレーズを見つけて反復練習します。
      • そこが曲のクライマックスだとなおいいです。響きにも注意するので成果が出やすい。
      • 上限音から全音上昇だとちょっと難しいかもしれません。半音ずつやるのが早道。
      • 数日で成果が出なくても、あきらめずに数週間、数ヶ月のスパンで練習します。
  5. 上達のポイント

      • くちぶえは、歌の要素もあり、器楽の要素もあり、また自分自身が楽器であることもあって、上達のポイントも多岐に渡ります。
        具体的には以下の10の要素の完成度を、一つ一つ時間をかけて高めていくことをします。
        実際の演奏には、これらすべての要素が必要ですが、人によって得意・苦手も違います。
        いっぺんにいくつもはできないので、優先度を決めて一つか二つずつ、重点的に取り組みます。

        楽器としての要素(ハードウェア面)
        1. 姿勢
        2. 呼吸
        3. 発音・音色
        4. 音量
        5. 音域
        コントロールの要素(ソフトウェア面)
        1. ロングトーン
        2. 音程
        3. リズム
        4. 技術
        5. 表現
  6. 弾き吹きを始めるには

      • 弾き吹きを始めるのに向いている楽器は、コード楽器(ピアノ、ギター、ウクレレなど和音の出せる楽器)です。

        これら「ピアノ、ギター、ウクレレ」の経験がある方はそれを使うのが近道です。もし楽器が初めてで、何を使ったらいいかわからない、という場合に、一番敷居が低いのは「ウクレレ」です。簡単な曲なら一時間も経たずに弾き吹きできるでしょう。

        のちのち色々なジャンルを弾きたい場合や、ギターの音色(特に低音)が好きなら「ギター」をオススメします。(ジャンルについてはウクレレも「使いよう次第」ですが)
        ピアノは非常に自由度が高い楽器ですが、一から始めるとなるとサマになるまで多少時間がかかる印象です。

        どれにするにしろ、特に最初の頃は無駄な回り道や変な癖がつくのを防ぐために、先生について教えてもらうことを強くオススメします。それもできれば「ウクレレ」や「ギター」専門の先生ではなく、口笛との弾き吹きを教えられる先生に習ったほうがいいです。楽器のソロ演奏や弾き語り(歌)ともまた違ったノウハウがあるからです。(現状、そういう先生は非常に少ないですが・・・^^)

        もし近くに先生がおらず、独学する場合は以下の教本がオススメです。いつもご一緒させていただいているギタリスト「田嶌道生」さんの書かれたウクレレ教本です。「こどもの〜」となっていますが、チューニングの仕方から丁寧に解説してあり、選曲もよく考えられていて、大人が読んでもまったく問題ないです。口笛のキーともよく合っています。(上は「レ」まで出ればほとんどの曲が楽譜そのままで演奏できます)
        収録曲はドレミ出版のサイトのこちら(リンク)から見れます。

        なお、ギター用は現状オススメの教本があまりないのですが、コードの押さえ方を別途調べれば以下の教本もかなり使えます。(ウクレレとギターはコードの押さえ方が異なるため)
        但し、ウクレレでは簡単でも、ギター初心者には押さえるのが難しいコードもいくつか出てくるので、その場合は少し工夫(逃げ道)が必要です。

        こどものウクレレ・レッスン (やさしく学ぶ)