ギターのナット交換

ギターの調整の話しです。

先日、お世話になっているギターショップに行って、ナット(指板の一番上の白い部品)を作り直してもらいました。

ちょっと珍しい、GigPackerのナイロン弦仕様のギターで、比較的小さく軽くて、その割に音もいいので、演奏の予定のない旅行の時に持って行ったりします。
練習のつもりが、居合わせた人の前で即興ライブになることもしばしば。

この楽器は、スチール弦のものと共通仕様らしくネックが細くて、いつものガットから持ち替えるとちょっと弾きにくかったので、ナット交換で弦幅だけでも少し広くならないか相談してみました。

ナット部の1〜6弦までの幅(弦太さ含む)が、いつものガットが42.45mmに対して、GigPackerが36.2mm。6mm以上狭い感じ。
割り箸を削って2mm広げた仮ナットを自作し試奏した結果、だいぶ弾きやすくなったが、1弦側が気を付けて弾かないと時々落ちてしまう。
そこで相談の結果1.5mm広げたナットを作ってもらいました。

セットすると、今度は6弦側がたまに落ちる感じだったので、いろいろ試して、ナットを0.3mmだけ1弦側にオフセットしたらちょうどいい感じになりました。
質のよい牛骨で、音も良くなった気がします。