ウォーブリングの記譜

Posted by Ryosuke on 11月 25, 2011

例えば、「ドーレーミ」のような3音の音型があったとして、ウォーブリングを使うとすると、少なくとも3つのやり方があります。

  1. 「ドーレ」を上昇2音でやって、「ミ」は使わない。
  2. 「ド」は使わないで、「レーミ」を上昇2音でやる。
  3. 「ドーレーミ」を上昇3音でやる。

どれを使うかは前後のフレージングにもよるので、やりやすさと表現上の問題だと思いますが、結果的に1.が一番多い気がします。
2.は前2音の間隔が4度とか5度とかもっと広い場合に使うことが多いです。
3.は早いパッセージの場合が多いかもしれません。

4音や5音の音型も多いですが、この場合はもっとバリエーションが出てきて、なかなか複雑で、よく考えないといけません。

せっかくいろいろ検討したので、忘れないように楽譜に書いたりしますが、僕は以下のように書いています。

上昇2音のウォーブリングは、2音の音符の上に「斜め上」の矢印を書きます。

下降2音のウォーブリングは、同様に「斜め下」の矢印を書きます。

ついでですが、息継ぎは「V」と書いて、吸気奏法は吸う音符の上に「▽」と書いたりします。

Categories: Technic / 奏法
2511月

4 Responses to “ウォーブリングの記譜”

  1. おっきなWAの島袋 より:

    僕の場合ですが、「ウォーブリングは発音である」と考えているので上昇・下降、音符の数は関係なく、ウォーブリングの発音がつく音符に○印などをつけるでいいかなあと思っています。実際、かなり特殊なウォーブリングになりますが、ドーレと音を変えなくてもド・レのような単発でウォーブリングすることも可能です。※タンギングとは違います。

    ウォーブリングがどんどんメジャーになっていってまっすので、ウォーブリング指定の記号を決めておくことは大事かもしれませんね。
    いつかみなさんの意見を取り入れつつ

  2. Ryosuke より:

    島袋さん、コメントありがとうございます。
    「ウォーブリングは発音」の真意がよく分からなかったのですが、僕の理解ではウォーブリングは「2音間の遷移方法」を差していて、発音のことではないです。但し「のどウォーブリングするための発音」は存在すると思います。これはノーマルと少し違うので、フレーズ中で切り替えるのは困難です。僕の場合、いつでもウォーブリングできるようにウォーブリングしていないときも常に「のどウォーブリングするための発音」をしています。

    あと、前述の2音の例だと、記譜のメリットがあまり伝わらなかったかもしれませんのでちょっと補足させてください。例えば5音でミファミレドという音型だったとして、
    1)ミファミ(上昇トリル)、レド(下降2音)  
    2)ミファ(上昇2音)、ミレ(下降2音)ド(単音)
    だと、1)と2)で表現や難易度がだいぶ変わります。もちろん前後の音型も関係します。
    ちなみに上昇トリルは/↘またはM(複数回のトリル)または単にtr、下降トリルは\↗またはW(複数回のトリル)と書きます。

  3. おっきなWAの島袋 より:

    ↗やwなどの記号は個人でつかうのでしたらわかりやすくていいと思いますが、上昇・下降・トリルは音符の移り変わりを見ればわかることです。ウォーブリングの情報を書き加えるのなら、「そこでウォーブリングをするorしない」ですむのでは?と思いました。
    僕もウォーブリングは同音も含めて「瞬間的に音を変える手段」として理解しています。が、全てのウォーブリングに共通するのは「遷移する瞬間の音色」です。これは特殊なウォーブリングにより、単発でもだすことができます。なので、音の移り変わりのみならず、音符ひとつひとつにひとつの記号でウォーブリング指定をすることができます。記譜を統一するならシンプルが良いと思い、このような意見になりました。どうでしょう?

  4. Ryosuke より:

    島袋さん、ご意見ありがとうございます。
    基本的には、記譜も「自分にとって必要かどうか」だと思うので、個々、また、取り組んでいる課題によって、意味があれば使えばいいと思います。

    先の5音の例では1)の場合、ウォーブリングのポジションチェンジが4音目で発生しますが、2)の場合は3音目になります。これはニュアンスもリズム感も変わってくるため、どちらにするかちゃんと決めておいた方がいいので、記譜する意味があると思っています。

    なお、前述の記法は数年間試行錯誤してある程度固まってきたものですが、ご参考にされるかどうかは自由ですので、いろいろな可能性もあると思います。