金づちを持つと全て釘に見える

ウォーブリングできるところだけど、しないで普通に「のどタンギング」でやった方がいいところはたくさんあると思います。
その見極めがセンスになるんでしょうね。

これはウォーブリングに限らないかもしれません。ビブラートなんかでもそうですね。
大げさなビブラートは宴会芸のようになってしまうし、そこまでいかなくてもたとえば比較的新しい「オペラ」とバロックの「オラトリオ」では同じビブラートでもかけ方がかなり違います。控えめで美しいビブラートは本当に難しいです。

「金づちを持つと全て釘に見える」とはよくいったものですね。
道具ありきではなく、と思うんですが、実はついついやりすぎたりしてしまいます。