コンパクトカメラと光学ファインダー

ここのところ、なんやかんやで荷物の多い旅行が多いせいか、一眼レフを持って行く機会が減っています。先日アップした、カナダの写真もコンパクトカメラで撮ったものです。

一眼レフがあればそれなりの撮り方をするし、コンパクトカメラならやっぱりそれなりの撮り方をするので、実際はそれほど困りません。それに昔のと違って、最近のコンパクトカメラは守備範囲が広くなってきているので、「一眼レフでないとどうにもならない」という状況は減ってきているように思います。少なくとも私の撮り方では。

コンパクトカメラは、以前はCONTAX T2を長年使っていました。リバーサルで録ったときのシャープさ、色味はツァイスならでは。単焦点38mmF2.8のレンズの画角が私に合っているように思いました。なお、このサイトのネパールの写真はT2で撮った写真をスキャンしたものです。

今はSONYのDSC-W80(リンク)をしばらく使っています。ワイド側(35mm換算)35mmF2.8は違和感がなく、「中央重点測光」と「スポットAF」のモードにするとT2と同じような感じで使えて気に入っています。

なぜこのモデルを選んだかというと、軽くて小さいのはもちろんですが、特に以下の理由です。

  • レンズが比較的明るいこと
  • 光学ファインダーがついていること

F値が高い=暗いレンズはいろいろなシーンで不利で、自由度も低くなり、失敗する可能性が高くなります。ズームの倍率よりレンズの明るさを重視。

光学ファインダーは液晶ディスプレーでは確認しにくい場合によく必要になります。例えば、

  • 早く動く被写体などで、シャッターチャンスがシビアな場合
  • 細部を確認したい場合
  • 非常に暗い場所、または非常に明るい場所で液晶が見えない場合

但し、W80の光学ファインダーはちょっとオマケっぽくって、画角があまりアテにならないのが困りもの。。。

最近のモデルは光学ファインダーが付いていないものが多いので、今度買い換えるときに困りそうです。