第36回国際口笛大会(IWC2009)レポート(1)口笛スクール

2009年4月22日から25日にかけて、アメリカ・ノースカロライナ州・ルイスバーグで行われた、第36回国際口笛大会(IWC2009)についてのレポートです。

初日22日(水)は口笛スクールが行われました。

今回(おそらく)初めて、ビギナークラスとアドバンスドクラスの2つが設けられました。

ビギナークラスはIWC2008と同じくミッチ・ハイダー氏の楽しい教室。
一人づつ演奏したり、実際にマイクを使って、マイクとの距離感覚など、実践的な指導もあったとのこと。

アドバンスドクラスは実に12ページからなるプリントに沿った講義形式の教室でした。
音程の改善、音域、音楽性、伴奏との合わせ方、装飾音(ウォーブリングや吸気奏法含む) 、口周りのコンディション維持について、音色、楽曲の選択など、実践的な内容でした。

ちゃんとした音楽教育を受けた経験があれば、特に目新しいトピックではなかったと思いますが、口笛ならではの言及が随所にあって、あらためて再確認できた部分が多かったと思います。

2時間ちょっとの時間でたっぷりやりましたが、細かい部分ははしょった感もあり、まだまだ足りない感触。半日くらい時間を取ってじっくりやっても面白いかな、と思いました。(いつか日本語でも?)